食肉加工業界における「環境自主行動計画」の実施状況について(2019年度)
項目 | 回答 |
---|---|
業種名 | 食肉加工品の製造・販売業 |
会員企業の主な製品 | ハム、ソーセージ、ベーコン(以下食肉加工品という)
及び惣菜類等 |
団体の会員数及びその生産量 | 会員数:131社(2019年度末)
生産量:およそ72万トン |
フォローアップに参加している企業数及びその生産量・生産額 | 企業数:78社
生産量:およそ69万9千トン |
フォローアップのカバー率 | 97.2%(生産量より算出) |
フォローアップを行うにあたっての第三者検証の有無 | 農林水産省の審議会 |
温暖化対策(CO2排出抑制対策)
1.自主行動計画(低炭素社会実行計画)における目標
エネルギー消費原単位を毎年1%改善していき、2030年度には基準年度(2011年度)比で17%以上改善する。
※生産量に左右されず評価ができるため原単位を選択。
2.目標達成のための取組
(1)目標達成のためのこれまでの取組(広報でのPR、研修会等も記載願います。)
- 製造方法の改善、機械、設備の定期的な点検整備、稼働の効率化、エネルギー使用量の進行管理等を通じたCO2排出の抑制
- 高効率機械(変圧機・冷凍機等)の導入、空調機・熱交換機等の更新によるエネルギー使用量の合理化
- インバーター化による電力使用削減
- 使用燃料の変更
- 目標電力の設定
- 冷蔵庫温度管理帯の見直し、ボイラー更新、重油から天然ガス、都市ガスへの切替による重油使用量削減
- コージェネレーションシステム導入の促進。
- 製造工程の見直しによる効率化、設備の断熱の適正化等による熱ロスの低減
- デマンド監視装置の導入によるピーク電力の削減
- 工場屋根、空冷冷凍機のコンデンサーへの散水
- 照明のLED化、間引き
- 社内研修等を通じ省エネルギーの意識付け
- クールビズ、ウォームビズの推進
- 省エネ委員の確立及び担当者の教育
- 省エネ講習会、展示会等への参加
- 各種機器の稼働時間の短縮
- サポート企業による省エネパトロール等
- 従業員の省エネ意識の向上
(2)2019年度に実施した対策の事例、推定投資額、効果
- 空調用設備更新
- 照明機器のLED化による電力量の削減
- 空調用外気取込ファンにインバーター設置、太陽光発電設備設置による電力削減
- ボイラーバルブ保温による重油削減
- 真空ポンフの運転時間の見直し
- 加熱室ガラリの定期的なメンテナンスにより工場内の陽圧、陰圧の正常化
- 冷凍・冷蔵設備の機器更新