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牛肉を対象とした放射性セシウム自主検査の見直しについて

時下、益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。平素より当団体の事業運営に ご理解、ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。

さて、平成23年3月の東日本大震災により福島原子力発電所が被災し、汚染稲わら を食べた牛の肉から基準値を超える放射性セシウムが検出されました。

こうした事態を受け、消費者の方々に牛肉に対する不安を払拭していただくため、平成23年7月以降、全国レベルで牛全頭を対象とした放射性セシウム検査が実施されて きましたが、震災から5年が経過し、近年、牛肉から基準値を超える事例は見られなくなり ました。

今般、こうした中で牛の生産・流通の関係団体が集まり、今後のセシウム検査への対 応について検討・協議した結果、関係団体連名による「団体申し合わせ」(別紙)を作成し、 国及び都道府県が指示する検査を除く、いわゆる「自主検査」を、関係方面へのご理解・ ご協力をお願いしながら、順次、終了していこうとの結論に至りました。

つきましては、関係団体の申し合わせにより、本年6月から自主検査の終了に着手し、 「一年以内を目途に自主検査を終了させる」ことを目標として取組みを進めることとしてお りますので、自主検査事業者におかれましては、申し合わせの趣旨を踏まえ、それぞれ の取引先に対して別添資料により説明を開始し、自主検査終了に向けてご理解を求め て頂きますようお願い申し上げます。

2016_cesium
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